教育の特徴


専門学校と大学に同時入学・同時卒業【大学併修(4年課程)】

 電子開発学園の大学併修コースは、独自の遠隔教育システムを活用することにより、専門学校と北海道情報大学とを同時に入学して、専門学校で大学の講義も履修し、同時に卒業するダブルスクールを実現しています。

 午前中に専門学校科目で「技術・資格・実践力」を身につけ、午後からは遠隔教育システムを介して、北海道情報大学の講義を受講することで「一般教養・専門知識」を身につけます。また、同じ情報系の学校であるため、専門学校科目と大学科目に類似科目が多く、より効率的に、無理なく両校の科目を学ぶことができます。

 卒業時には、「学士」と「高度専門士」の2つの称号が授与され、大卒として社会で活躍できます。


産業界の「いま」を教育に反映

 技術進歩の目まぐるしい時代においては、過去の技術に固執するのではなく、常に新しい技術を取り入れた教育によるIT技術者の育成が重要な課題となります。

 電子開発学園では「産業(IT企業)、学園(大学・専門学校)、研究所」の産学研協同体制により、最新の技術を身に付けたプログラマやシステムエンジニアはもちろんのこと、ネットワークやセキュリティにも精通した人材を育成する体制を作り上げています。

 さらに電子開発学園では、IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)が提供する、iコンピテンシ・ディクショナリ(通称:iCD)を高等教育機関として日本で最初に教育カリキュラムへ反映しました。

 その先進的な取り組みが評価され、一般社団法人 iCD協会より「Gold☆」のランクとして認証されています。

iCDとは、国家試験「情報処理技術者試験」の実施団体であるIPAが提供する、「企業においてITを利活用するビジネスに求められる業務(タスク)と、それを支えるIT人材の能力や素養(スキル)を体系化した辞書(ディクショナリ)」であり、企業が目的に応じた人材育成に利用するためのものです。


全国トップレベルの資格取得実績

 電子開発学園は、国家試験である「情報処理技術者試験」の合格を第一の目標として掲げ、毎年 日本全国でトップクラスの合格実績を出しています。

 その理由は電子開発学園だからこそ実現できた幾つもの特徴の積み重ねによる「教育力」の高さにあります。

【情報処理技術者試験/情報処理安全確保支援士試験】

 情報処理技術者試験は、経済産業省が定めたIT業界で働く人材像の7段階のレベル(共通キャリア・スキルフレームワーク)の内、2~4レベルの技能・知識を問うための試験です。合格率は10~30%で、難易度の高い国家資格と言われています。


【医療情報系資格・試験】

 急速にITの普及している医療現場では、医学・医療の現場と、日々進化する情報技術の両方に対応できる技術者が求められています。これらのニーズに応えられる人材が、日本医療情報学会より与えられる認定資格が医療情報技師となります。


 電子開発学園では、平成18年より医療情報技師と医療情報基礎知識検定の資格取得をカリキュラムに組み込んでおり、全国トップレベルの合格実績となっています。


オリジナルテキスト

 電子開発学園で使用するテキストのほとんどは、産業界からの教育ノウハウを集約したオリジナルテキストですので、 コンピュータの実務能力を最大限に伸ばすことができます。

 特に、核となる「情報処理基礎講座シリーズ」のテキストは、国が推進する「共通キャリア・スキル・フレームワーク」に準拠しており、国家試験である「情報処理技術者試験」に向けた学習に最適の内容となっています。

 また、テキストの内容は、実践的かつ初心者でも理解しやすい内容で、業界から 高い評価を得ており、他の大学や専門学校でも採用されています。


eラーニング

 電子開発学園では、「使いやすさ」と「理解しやすさ」を追及した、独自のeラーニングシステム『JOHO-BOX』を開発・導入。コンテンツはもちろんのこと、システムまでオリジナル開発です。

 JOHO-BOXではインターネット経由で常に最新のコンテンツが配信されるため、授業内での副教材利用とともに、放課後や自宅での課外利用が可能となっており、いつでも・どこでも学習できることが特徴です。


遠隔教育システム

 1991年度から通信衛星を用いて運用を続けてきた遠隔教育システム「PINE-NET」は、2008年9月からその伝送方式を高速専用インターネットに変更し、利便性が高く、ハイビジョン対応の「PINE-NETⅡ」として、2008年9月1日から運用を開始しています。

 これまでのライブ配信に加え、ビデオ・オン・デマンドの機能を強化することで、様々な授業形態に対応した教育システムとして生まれ変わっています。